NPO法人のソンリッサは群馬県で高齢者、若者のコミュニティを広げる活動をしていて、29歳の萩原涼平氏が代表理事を務める。スタッフが高齢者の家を訪ね、離れて暮らす家族に近況を伝える取り組みもしている。萩原氏は高齢者の孤立、孤独問題を解決したいと、8年前、地域おこし協力隊に入った。ボランティア活動を通し、シニア向けのスマホ教室を開催。今では県と協力しながら、人材育成に取り組んでいる。NHK歳末たすけあいで集まった募金は活動を行うための会場費、チラシづくりに役立っているという。昨年、約5億3726万円の募金が集まり、支援を必要とする人々のために使われた。