歌会始が皇居で行われた。お題は「明」で1万4600種の短歌が寄せられた。最年長の石川・穴水町の農林業、室木正武さんは能登半島地震で被害を受けた大木を自宅の再建に使うことを考えた時の気持ちを読んだ。続いて皇族方の歌が披露された。秋篠宮さまはニワトリの祖先とされる赤色野鶏の調査のために訪れたタイの野生動物保護区で夜明け前に野鶏が鳴く声が聞こえた時のことを読まれた。皇后さまは去年開かれた東京デフリンピックを観戦した際、選手たちと手話で会話した経験について障害の有無にかかわらず協力しあえる社会へのより一層の願いを込めて読まれた。天皇陛下は元日の夜明け前から皇居の賢所で行われる祭祀の際に冬の空に輝く金星をみて美しさに感じ入るとともに新たな年の平安を祈った時の気持ちを読まれた。来年の歌会始のお題は「旅」で作品は9月30日まで受け付けられる。
