掃除、洗濯、炊事などを利用者に代わって行う「家事代行サービス」。高齢者だけでなく、若い世代にも利用者が増えている現状を取材した。都内に住む女性は夫と5歳と3歳の子供の4人家族で、月に3回ほど料理の代行サービスを利用している。約2時間半で作った料理の数は、実に17品。利用した家事代行サービスは1時間1500円からとリーズナブル。運営会社の「タスカジ」代表取締役・和田幸子は「家事代行サービスの利用がこの10年で非常に伸びている。(浮いた時間で)キャリアをつくりたいと考える方が増えるのではないか」と話している。夫、生後6か月の長女と暮らす女性は3か月前から月に1度、別の業者に掃除の代行サービスを依頼している。家事代行サービスは国や自治体が料金の補助に取り組み、若い世代が利用しやすくなったという。CaSy取締役CHRO・白坂ゆきは「20代〜30代の若い世代の家事代行サービスの利用が広まっている。特に20代は自分の人生における時間の使い方、それを意識する世代であることが背景にあると思う」とコメント。