インフルエンザの急激な流行により増産体制の整備が追いつかないとして、中外製薬が治療薬・タミフルの出荷を調整していることがわかった。中外製薬はきのう、「タミフルカプセル75」と「タミフルドライシロップ3%」について、今シーズンのインフルエンザの流行が収まるまで出荷を調整すると医療機関などに伝えた。インフルエンザ治療薬は急激な感染拡大を受けてタミフルのジェネリック医薬品が一時供給停止となるなど需給が逼迫している。タミフルの需要が一気に高まり、原料の調達や体制整備が追い付かず出荷量を調整するという。
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