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「タラの子とカジメ煮」 のテレビ露出情報

石川・輪島市の白崎しのぶさんは輪島育ちとなっているが、震災・豪雨の影響を受けて新たな住宅に移り住んでいる。しのぶさんは社会福祉法人で仮設住宅の人々にお弁当を届ける仕事に就いているが、震災後は輪島さんの魚は少なくなってしまったと話す様子が見られた。土木作業に携わる夫があす戻るのでごちそうにしたいというしのぶさん。輪島の海鮮としては隆起した改定を整備し漁が再開したカニがわずかに並んでいたものの、その漁は少なくなってしまったという。マダラの卵やハチメ、とてもしょっぱい魚醤のいしるなどを購入したが一番好みだったいしるを作る工場は震災で潰れてしまったとしのぶさんは話していた。猫のにゃんたが話し相手だといい、とうとう調理に取り掛かった。捌いた魚は鮮度が落ちないように皮を付けておいて食べる直前で楽しむのだという。カジメをマダラの子といっしょに煮たメニューが夫の大好物なのだという。しのぶさんは中学を卒業すると海女とともに飲食店・スーパーで働くなどしてきた。
輪島のもともとの家は震災被害を受けて半壊し、トイレや風呂も使えなくなってしまったが、唯一台所だけは無事だったという。ボイラーが倒れてあたりに灯油が広がったものの、なんとか無事だったという。しかし、9月には能登半島豪雨の被害を住宅は受ける形となった。夫は胸まで水に浸かってしまったという。しのぶさんはがむしゃらに12月まで頑張ってきたと振り返り、金沢で暮らすことを子供からは提案されたものの輪島に残り続けることを選択した。そして、夫の吾雄さんも自宅へと戻ってきた。みそ・しょうが・砂糖を合わせ、ヤリイカのしょうがみそあえが完成となった。ハチメは調理の前に皮をはいで刺し身に。ふぐの卵をクリームチーズにはまぶし、酢の物も用意した。パスタには香箱ガニといしるを合わせていった。そして、タラの子とカジメ煮も完成した。吾雄さんは港が隆起してしまったことからこれを掘って船が動けるように取り組んでいるのだと話していた。しのぶさんは「今を生きる」「とりあえず 今をどう無事に過ごそうか それ以上はまだ望めない」と話していた。

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