アメリカ・トランプ大統領はメキシコとカナダにかける25%の関税について、予定通り4日から課税すると表明した。メキシコとカナダへの関税は先月4日から課す予定だったが、トランプ氏は直前に両国の首脳と電話で会談し、1か月間、発動を延期していた。さらにトランプ氏は、現在10%としている中国への追加関税について、20%に引き上げる大統領令にも署名した。これを受け、3日のダウ平均株価は景気の先行きへの不安が強まったことから、売り注文が急速に広がり、一時900ドルあまり急落。結局、先週末より649ドル67セント安い、4万3191ドル24セントで取引を終えている。