ダニ対策について、東京アレルギー・呼吸器疾患研究所・環境アレルゲン研究班班長・白井秀治さんの解説。ダニ対策で布団をたたくのは×、たたくと死骸やフン、ホコリが表面化するがダニは中にいるのでその後に掃除機で吸い取ることが大事。天日干しだけでは増えにくくすることはするが不十分で掃除機をかけることが良い。中にいるダニはすぐには取れないが何回かすることで少なくなるという。洗濯はダニ対策に効果的だが生きているダニと死がいやフンとではダニの対処法が異なるため60℃以上の熱さ、スプレーなどを使用、死骸やフンは掃除機で取れるが週に1回は掃除機をかけて欲しい。自宅のアレルギーリスクチェックを紹介、チェックが多いほどダニアレルギーのリスクが高い。衣替えの服、布団や毛布をそのまま使う、ぬいぐるみが多い場合はダニアレルギーに注意した方がよい。寝室以外には台所もダニが生息している。開封した粉製品などにはダニが増え、気づかず食べると加熱してダニは死ぬが死骸やフンの摂取でアナフィラキシーショックの可能性で受診する患者も多いという。対策としては開封したものは冷蔵庫で保管する。