河野キャスターが話を聞いた人の多くは、大統領選のあとも分断が続き修復は簡単ではないと考えていた。ある調査ではどちらの候補も支持しないという「ダブルヘイター」は4人に1人にのぼっている。ウィスコンシン大学キャサリン・クレイマー教授は次の大統領が異なる立場の人々に寄り添う姿勢を見せなければアメリカが再び一つにまとまる機会は失われると警鐘を鳴らしている。サンデル教授は自国の利益ばかりを優先するリーダーの台頭は民主主義の危機につながりかねない、この40~50年間説得力のある魅力的な選択肢を提供できなかった失敗を認識し主要政党がその使命と目的を再考する必要があると指定した。