おとといの試合で今シーズン55個目の盗塁を成功させ、さらに53号ホームランも放つなど異次元の活躍を見せる大谷だが、1番に目指しているのは「優勝」。大谷はメジャー7年目にして発のポストシーズン進出を決めているが、初の地区優勝までは残り6試合。きょうから行われる2位・パドレスとの3連戦が重要となってくる。今シーズン、パドレスとの対戦成績はドジャースが3勝7敗と負け越している。さらに9月の成績を見てみると、パドレスは13勝5敗・防御率2割4分とメジャー2位。ダルビッシュ有をはじめ、投手力が光る。一方のドジャースは9月の成績が11勝9敗・防御率5割2分2厘とメジャー30球団中27位。エース・グラスノーなど主力をケガで欠いており、打線で投手力をカバーしている状況。ドジャースは直接対決で2勝すれば地区優勝決定。逆にパドレスが3連勝すればゲーム差がなくなり、逆転優勝の可能性も出てくる。節目の大記録「55-55」も射程圏内の大谷の活躍も期待される。