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「ダヴィンチ」 のテレビ露出情報

松戸市立総合医療センターで使用されている手術支援ロボット「ダヴィンチ」。お腹に小さな穴をあけるだけで手術が行えるため、術後の回復が早いと言われている。この手術の医療器材の準備と回収を行うのは、物流大手「鴻池運輸」のグループ会社に務める野田順子さん。医療従事者の御用聞きとして困りごとをゼロにするのが野田さんの仕事で、40人ほどのチームをまとめている。鴻池運輸が病院の御用に耳を傾けたのは約30年前。今回は、物流が支える医療の舞台裏に密着した。
松戸市立総合医療センターには約12,000種類もの医療材料があり、それを取り仕切っているのが管財課と呼ばれる部署。欠品が発生すれば医療業務に支障をきたすおそれがある。この病院の物流は大きく消耗品と再利用の2つに別れ、大量の消耗品は物流管理室で、納品された製品に対応したシールを発行することで管理している。これは物流業界では在庫管理に古くから採用されてきた技術だ。これを病院向けにカスタマイズして活用している。一方、再利用する使用済みの医療器材は、物流スタッフが洗浄を行う。もともとは病院スタッフが担っていた業務だが、人材確保が困難との事情を知り、物流会社が請け負った。医療器材のセッティングも物流スタッフが担っている。新型コロナウイルスの影響で感染対策の製品が品薄になった時期、物流チームとの連携で欠品ゼロを実現させ、治療を円滑に進めることができたという。

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