TVでた蔵トップ>> キーワード

「チェチェン紛争」 のテレビ露出情報

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県七尾市のとある寺に、1人の僧侶が訪れた。石川県に住むウクライナ人の僧侶のセルゲイ・トリーリスさん(50)は、ウクライナから遠く離れた日本で地道に平和を訴え続けている。そこには戦火に巻き込まれながらも、平和を祈り続ける強い思いがあった。
ウクライナ人僧侶のセルゲイさんは、去年3月にウクライナから避難し、石川県金沢市にある自宅で妻のマリアさんと3人の子どもたちと5人で暮らしている。セルゲイさんは週に4日、総合ディスカウントショップで働いていて、仕事などで日本語を使えるようになるために週に2回、オンラインで日本語を学んでいるそうだ。週末になると、セルゲイさんは僧侶の顔になり、羽咋市にある道場などで祈りを捧げている。セルゲイさんはウクライナ侵攻から2年経つことについて、「戦争が起きている場所ならどこでも、人々は平和を求め、その重要さを痛感している」などと話した。
セルゲイさんはウクライナ東部・ドネツク州出身で、子どもの頃は水泳や武道など、スポーツに没頭していた。19歳のとき、世界中で平和を訴える活動をしている日本人僧侶の寺沢潤世さんと出会い、ウクライナに来ていた寺沢さんから仏教について学び大きな影響を受けたようだ。仏教の教えに感銘を受けたセルゲイさんはすぐに寺沢さんに弟子入りし僧侶になった。その後は寺沢さんに同行し、中国やインドなどで平和活動を行った。セルゲイさんはチェチェン紛争で、ロシア人兵士の母親たちと、反戦を訴えながらチェチェンに向かって平和行進をした。平和活動を行うセルゲイさんに過酷な運命が待ち受けていた。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.