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「チャイルドライン」 のテレビ露出情報

「五月病」とは厚生労働省のホームページによると新入社員や人事異動など環境変化のあった人が新しい環境への適応がうまくいかず、なんとなく体調が悪い、やる気が出ないなど、心身に不調が現れる状況で正式な病名ではない。この五月病、大人だけではなく進学や進級で環境が変わった子どもたちにとっても注意が必要だという。子どもたちから電話やチャットで悩み相談を受けているNPOには今月、小学生から高校生まで幅広い年代の子どもから学校に行きたくないという相談が寄せられている。小学生からは「運動会の練習がつらくて学校に行きたくない」。高校生からは「周囲にあわせてキャラを演じるのがしんどい」「ほかの人の視線が怖い」「笑うのがつらい」という相談があったという。NPO「チャイルドライン」の常務理事を務める高橋弘恵の事務所ではきのうチャットで受けた相談は10件でうち8件が学校に行きたくないという内容だった。高橋さんは最近は1学期に運動会を行う学校も増えているが、学校行事はみんなと合わせなければいけなかったり仲よくない子とも一緒に何かをする必要があったりして、それがストレスになっていることもあるというふうに話している。東京・千代田区で診療所を開いている児童精神科の医師の河嶌讓は「表情が暗い」「口数が少ない」「食欲がない」「眠れない」「づち痛、腹痛」などの症状をあげ、原因を解決しないまま無理に学校に行かせようとすると長期的に学校にいけなくなってしまうことになりかねないと指摘している。そのうえで、子どもたちの不安や悩みを受け止め、共感してあげることが必要だと話していた。

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