法政大学特任准教授・伊藤弘太郎のスタジオ解説。ハンドンフン代表は2001年に検察官デビューし、2016年には朴槿恵大統領の捜査で尹氏の部下に。2019年にはチョグク法相の捜査を指揮したが、2020年にはチュミエ法相によって地方に左遷された。韓国NEWSPIM調査「次期大統領に誰がふさわしいか」：イジェミョン代表が47．5％。朝日新聞社。
キムゴンヒ夫人の疑惑を紹介。尹政権への逆風高、支持率低の原因になっている。韓国インターネットメディア「ニューストマト」によると、“政治ブローカー”ミョンテギュンの働きかけを受け、選挙区にゆかりがない候補者に与党「国民の力」の公認を出させたか。連合ニュースによると、通称“キムゴンヒ特検法”をあすの本会議で採決する方針だ。キムゴンヒ夫人の疑惑：ドイツモーターズの株価操作、高級ブランドバッグの授受、経歴詐称、ソウル〜ヤンピョン間高速道路の路線変更。韓国ギャラップ調べ「尹錫悦大統領の支持率」グラフ。
疑惑の本丸として、政治ブローカー・ミョンテギュン氏に焦点が当たっている。法政大学特任准教授・伊藤弘太郎は「韓国・尹錫悦大統領と朴槿恵元大統領の共通している点は、孤独なところ。権力があるがゆえに、ちゃんと助言をしてくれる有力な側近がいなかったのではないか。一方で対照的なのは、外交安全保障分野で有力な参謀がついていたこと。内政と外交との政策決定過程の違いが、非常に際立ったのかなという印象がある」と解説。