「チョコモナカジャンボ」でおなじみ、森永製菓の工場へ。年間約2億個売れる人気アイスだが、パリッと感にはどんな秘密があるのか。工場に潜入。目の前に飛び込んできたのは、モナカ。スプレー状のチョコがモナカ全体をコーティング。ここにおいしさの秘密が。製造グループ担当リーダー、パリパリのスペシャリスト青木さん。モナカの最大の敵はアイスに含まれる水分。アイスとモナカの間に、チョコで壁を作ることで、モナカのパリパリ感をキープ出来る。チョコをスプレーしたモナカの上に、たっぷりのアイス。チョコの上にすぐアイスをのせることで、チョコの温度を下げ、チョコがパリパリになる設計。更に進むと、細い管から降り注ぐチョコの滝、チョコモナカジャンボの真ん中のチョコの部分だ。冷えると1枚の板チョコのようだが、液体のチョコがいくつも繋がってできていた。次のエリアでは、アイスの上部分が出てきていると思いきや、アイスとチョコが同時に出てきている。これが今年チョコモナカジャンボが新しくなったポイント。今まであいていた横の隙間をチョコで塞ぐことで、モナカに水分が移るのを防ぎ、パリパリ感がより持続するようになった。こうして新パリパリへと進化したチョコモナカジャンボ、後は包装すれば完成。完成した商品は3レーンから流れてきて1か所に集結。一つ一つ丁寧に箱詰めされ、箱の側面にはワレモノ注意と書かれるほど、慎重に運ばれていく。こうしてこだわって作られたからこそ、このパリパリ食感が実現出来る。