野生動物の研究をしている稲垣亜希乃さんは、「エサを求めた可能性はあると思う。また、宇都宮に出没したのは繁殖期で、メスを探す過程で移動範囲が大きくなりうっかり市街地まで来た可能性も考えられる」とした。栃木県内のクマの推定生息数はここ20年程で4倍以上に増加している。個体数増加の背景には、1980年頃からの当時絶滅が危惧されたクマを保護する流れがある。さらに、人間の森林域や中山間地域での活動が減少したことでクマの生息地と市街地の距離が近くなったことも考えられる。
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