イギリス訪問3日目、天皇陛下はテムズ川にある世界最大級の洪水防止のための可動式水門施設「テムズバリア」を視察された。水問題の研究をライフワークとする天皇陛下は、テムズ川で水の災害から町を守るための施設を視察された。22日から、皇后さまとともにイギリス訪問中の天皇陛下は、現地時間24日の午前11時ごろロンドンのテムズ川下流にある「テムズバリア」をお一人で訪問された。「テムズバリア」は、北海から逆流する高潮などによる洪水を防ぐため、1982年に建設された世界最大級の可動式の水門。この場所の視察は初めてで、陛下は予定の時間を超えておよそ1時間半滞在し、目を輝かせ熱心に説明を聞かれていた。