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「テレビ東京開局60周年特別企画ドラマ「生きとし生ける」もの」 のテレビ露出情報

テレビ東京開局60周年ドラマ「生きとし生けるもの」に主演する俳優・妻夫木聡さんにインタビューした。妻夫木さんが演じるのは、人生に悩む医師。渡辺謙さん演じる、余命宣告された患者と病院を抜け出し、旅に出る。その旅を通して、人はなんのために生き、何を残すのかを模索する物語である。作品に向けて準備したことについて妻夫木さんは「在宅医療を選択しているがん患者と会う機会があり、本人は生きるうえでのモチベーションを見出すのは難しかった」などと話した。そんな妻夫木さんも2年ほど前に祖母を亡くした経験があるという。今、国が提唱しているのが「人生会議」である。家族や医師なども加わり本人が望む最期や、残された人生で何を一番大事に考えるか納得いくまで話し合うこと。しかし、厚生労働省の調査では実際に家族たちと「詳しく話し合っている」と答えた人は1.5%にすぎない。妻夫木さんは「どの死がベストかなんて答えは絶対存在しない。その中でどう寄り添えるかが一番の問題」などと話した。今回のドラマでも、渡辺謙さん演じる患者と妻夫木さん演じる医師が旅をする中で、じっくり会話をしながら生とは何か・死とは何かを問うシーンが印象的に描かれている。妻夫木さんは「死生観や生きるとは何かに向き合った作品だが、肩肘張らずに見てもらいたい」などと話した。

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