日本との外交関係樹立150周年を記念してペルーを公式訪問中の佳子さまは現地時間の7日午後、大統領府を表敬訪問された。若草色の振り袖姿の佳子さまは儀仗隊の歓迎を受けて中に入り、ボルアルテ大統領と握手し挨拶を交わした。懇談の後に昼食会が行われ、佳子さまは「150年の歴史の中で困難な時期もありましたが、両国はそれを乗り越え友好親善関係を発展させてまいりました」などと述べ、これからも末永く関係が続いていくことを願われた。夜には150周年記念の公演を鑑賞され、秋篠宮御一家が日本で演奏を聞いたことのあるペルーを代表する音楽家らのアンデス地方の縦笛「ケーナ」の演奏などに拍手を送られていた。