食品加工会社の間で、海外からの調達リスクを念頭に、業務用の野菜を外国産から国産に切り替える動きが出ている。カット野菜などを手がける都内の会社は、国産より割安な中国産のタマネギを多く仕入れてきたが、新型コロナが拡大した際、安定的に調達できなかったことから、現在4割程度の国産タマネギの割合を5年後には8割程度まで引き上げる考え。国産野菜を巡っては、農林水産省も利用拡大に向けた対策を検討している。
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