三谷が注目するもう一人のラリードライバー・平川真子はモータースポーツ一家に育った。父は元レーサー、兄は日本人最年少でル・マン24時間レースを優勝。夫はSUPER GT 2024 GT300クラス2位。平川真子が本格的にモータースポーツを始めたのは18歳。他の選手と比べ遅いスタートだった。それでも去年、日本人唯一の女性ラリードライバー育成を目的とした合宿、Beyond Rally 育成プログラムに選出された。男性と互角に渡り合う目標に向かって、日々厳しいトレーニングを積んでいる。首の筋肉を鍛えているが、その理由は強力な負荷に耐えるため。ドリフトや荒れた道では首にお恋な負担がかかるので、トレーニングが欠かせない。大会期間中毎日6時間以上も運転するための腕の筋力は必須。さらに、短い間隔で目の前が暗くなり、視界が遮られる特殊なサングラスを着用してキャッチボールを行い、瞬時の判断力を鍛える。様々な環境を時速200kmで駆け抜ける世界ラリー。時には、目の前に牛が現れることも。とっさの出来事に対応するためにもこのように鍛えている。去年のラリージャパン 2024では唯一の女性ドライバーとして参戦。平川真子は、ラリージャパンは穂の津にでたいのでプッシュはしています、などと語っていた。
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