ドジャース・大谷翔平が新しい投球フォームで調整を行っていた。これまで大リーグでは一塁側を背に投球動作に入るセットポジションで投げてきたが、この日はキャッチャーに正対して投球動作に入るノーワインドアップだった。またテイクバックをより小さくして左腕のひじを曲げ、胸に抱え込むようにして全体的にコンパクトになっていた。セットポジションはそのまま投球動作に行けるのでコントロールが安定しやすいが勢いは落ちる。ノーワインドアップは手術した箇所への負担が少ない。大谷翔平は、優先するのは投げやすさや動きやすさで最適なフォームを探っている過程だとしている。ロバーツ監督は、実践的な投球練習にも登板させる考えを示している。