豊洲青果市場から生でも加熱しても美味しいトマトについて井岡毅志さんが紹介。トマトは皮が薄く生食向けのピンク系と加熱向けの赤系があるという。夏秋ものは7月から11月で冬春ものは12月から6月で通年出荷されている。冬春ものは糖度が高くなり味が濃くなる1月から3月が旬となっている。皮に色ムラが無くツヤと張りがある物でヘタの緑色が濃く新鮮な物を選ぶのがポイント。保存の適用は15℃から25℃でヘタを下にして冷暗所で保存すると良いという。トマトを使った料理を2品紹介。「トマトと卵の中華風炒め」は卵を溶きほぐし顆粒チキンスープの素と醤油を加えて混ぜ合わせ中火で熱したフライパンに油をひく。溶いた卵を入れ半熟になったら取り出す。余分な油を拭き取りトマトを炒めしんなりしたら卵を戻し入れ、塩と胡椒を振り全体に味が馴染んだら完成。「トマトのチーズ鍋」はトマト1個を1cmの角切りにし水・ケチャップ・ウスターソース・顆粒スープの素・塩・胡椒と混ぜ合わせる。キャベツ・アスパラ・しめじは食べやすい大きさに切り、もう一個のトマトは十字に切り込みを入れ湯煎して皮をむいて置く。鍋に湯煎したトマトとウインナーソーセージは切った野菜に合わせた調味料を入れ加熱。具材が柔らかくなったらピザ用チーズとクレソンを入れチーズが溶けたら完成でまるごとのトマトを崩しながら食べると美味しいという。今年の冬は暖かいためコレからたくさん出回る予定で栄養満点のトマトを食べてもらうよう呼びかけている。トマトの締めにはご飯やパスタを入れるのがオススメで中華風炒めに関してはトマトを炒め過ぎずに食感を残す事がポイントだという。