東京・多摩地区で活動している短歌サークル「たらちねmama」はその名の通りメンバー全員が近所のママ友。月2回集まって短歌の同人誌を作っている。ママ友たちが短歌で詠み合うのは日常の子育て。小学4年生の息子と買い物に行った場面を詠んだ詩は「コンビニで 値札も見ずに食べ物を 選んでいるのは うちの子なのか」。詠んだ本人は「こんな高いおにぎりを!?そんなのうちの子じゃない!って思いながら、うちの子なんですが、その時の悔しさを表現してみました」と話す。瞬間を自分の言葉で切り取った短歌は、写真には残せない子育ての記録。SNSでにも短歌を投稿しているという。