プーチン大統領は5日に開かれた安全保障の会議で「ロシアはCTBTの規定を遵守していてその義務から逸脱する計画はない」と強調した。その一方で「アメリカなどが核実験を行えば相応の対応を取らざるを得ない」と述べ、関係機関に対して、核実験の準備の開始を検討するよう指示した。ロイター通信によるとロシアが核実験を行ったのはソ連時代の1990年が最後。トランプ大統領は先月核兵器の実験の開始を指示していて、ロシアはアメリカを牽制する狙いがあるとみられる。
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