きのう午後5時頃長崎市で空を覆う黒い塊の映像が撮影された。黒い塊は体長約40cmのトモエガモで加賀市鴨池観察館のレンジャーは「集団性が強い習性があり他カモなら少数の群れで飛ぶが数千や数万の群れで飛ぶことがある種類」と解説した。トモエガモはロシアで繁殖し日本や韓国で越冬する渡り鳥で絶滅危惧種にも指定されているが近年は各地で増加傾向にあり長崎県諫早湾では1月時点で35万羽が確認されている。ロシアでトモエガモが増えているという話があり増えた分が越冬地の日本でもたくさんやって来るようになっているのかもしれないということ。