東京株式市場で三菱UFJフィナンシャルGの時価総額がトヨタ自動車を抜き初めて日本企業のトップに立った。その時価総額は約42兆円とトヨタを1兆円あまり上回っている。大きな要因となったのは日銀の利上げ。貸出金利が上昇し、傘下の銀行の収益が拡大することへの期待感などから買い注文が膨らんでいるという。一方で今年5月まで22年にわたり時価総額トップを維持してきたトヨタだが、半導体需要を追い風としたソフトバンクGに首位を奪われ、その後はキオクシアHDに時価総額を抜かれる場面もあった。今回新たにメガバンクがトップになったことについて市場関係者は「金利ある世界に突入していることを象徴している」と話す。
