今、OpenAI CEOのサム・アルトマン氏やフェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏などアメリカのIT長者たちが、「若返り」の最先端研究に巨額を投資している。先月イーロン・マスク氏が出資する財団が開催した若返りに関する世界大会には、世界58の国と地域から600を超えるチームが参戦した。大会の課題は、「人を10歳以上若返らせたら、賞金総額約150億円」。準決勝進出40チームのうち日本からは東京大学やベンチャー企業など6チームが残り、その研究力の高さを示した。今後臨床試験に入り、2030年にグランプリが決まる。老化は自然現象で仕方がないことだと思われていたが、日本の研究者たちは若返りは実現可能だという。世界が注目する、若返りの4つの秘策に迫る。