山を滑空する一人の男性。ジェットエンジンが搭載されたスーツを着て、救助を待つ人のもとへと急いでいる。これは訓練で、ルーマニアの山に負傷者がいるという想定で行われた。標高500メートル地点までは歩いておよそ2時間半かかるが、ジェットエンジン搭載スーツを着るとわずか2分で到着することができた。ロイター通信によると、英国の会社が開発したもので、スーツの両腕と背中に小型ジェットエンジンが7機搭載されていて、最高時速136キロで飛行が可能だという。このスーツは雨が降っていても飛行可能で救助が困難な場所でも駆け付けられるという。