共和化工・中村規代典さん・松澤泰宏さんがダバオ・サーモ・バイテック社を訪ねた。共和化工はここで堆肥化工場を稼働。生ごみ有機肥料「ドクターボー」を販売している。ドクターボーを使っている農園ではカカオを作っている。使い始めたことで収穫量が増えたという。作られるマラゴスチョコレートは観光客に人気。バナナ農園では生ごみ有機肥料の実証実験を始めた。日本の技術で土壌の悪化を止められるのか、結果はあと半年で出る予定。食品加工工場ではバナナの皮や廃棄物が商品化できず残っていた。フィリピンでは生ごみの焼却処分が禁止されている。現在は共和化工の協力会社が廃棄を引き取っている。移動中、不法投棄もみられた。2人は共和化工と現地の会社が共同で作った堆肥工場へ。引き取った生ゴミは1日20トン。視察するも堆肥の質は悪かった。