地日本時間けさ、大谷翔平選手が最も優れた打者に贈られる「ハンクアーロン賞」の最終候補者入りしたことが発表された。受賞すれば2年連続となり、期待が高まっている。地区シリーズ第2戦、ドジャース×パドレス戦が行われ、大谷翔平×ダルビッシュ有のサムライジャパン対決が実現。ダルビッシュ投手は鋭い変化球を駆使し、大谷選手を翻弄。一方、ドジャースは勝てば次のステージ進出に王手をかけるため、ドジャースタジアムには今季最多、5万4119人の観客が詰めかけた。地元ドジャースのピッチャーがストライクを取るたびに大きな歓声が上がった。さらに大谷選手が打席に入ると、MVPコールが上がり、ドジャース選手の一挙手一投足に球場が沸く異様な盛り上がりを見せた。パドレス、レフトを守るジュリクソンプロファー選手がホームランキャッチプレーするスーパープレーを披露。しかし補給後のぴょんぴょんアピールが、レフトスタンドを陣取るドジャースファンへの挑発行為に見えた。パドレス3点リードの7回ウラ、エキサイトした観客がボール、空き缶などをグラウンドに投げ入れ、約10分間試合が中断。ドジャースの選手も困惑する異様な雰囲気となり、マウンドに立つダルビッシュ投手も困惑した表情を見せた。しかしベテランのダルビッシュ投手はすぐに切り替えてこの回を抑え、7回1失点の好投しマウンドを降りた。迎えた8回表、パドレスはベンチ内で円陣を組み、気合を注入。パドレスは終盤8回、9回で4本のホームランを放ち、パドレスが大勝。大谷選手は4打数ノーヒットに終わり、ダルビッシュ投手は2年ぶりにプレーオフ勝利投手となった。プレーオフはあすから、パドレスのホーム、サンディエゴで行われる。パドレス10−2ドジャース。