橋幸夫が「アルツハイマー型認知症」を公表した。異変に気づいたきっかけは、所属事務所の石田社長が去年の夏、事務所のスタッフから「橋の言葉がおかしい、同じことを何回も言う」と報告を受けたという。去年の秋の所属事務所の20周年コンサートでは、同じ言葉の繰り返しや質問と全く異なる回答をすることもあったという。今年2月の公演では、同じ発言を繰り返す橋に客席から笑いが起こり怒ったという。アルツハイマー型認知症は家族歴で発症リスクに影響しているという。全国の認知症の高齢者数は2022年時点で約443万人の推計だったが、2040年には約584万人6.7人に1人）が認知症になる推計。先月2日、イギリスの科学誌「ネイチャー」で、アメリアのスタンフォード大学などのチームが帯状疱疹ワクチンの接種で認知症の発症リスクが減少したと発表。 去年7月にイギリスの医学誌「ランセット」で世界中の認知症の最新研究を基に14のリスク要因を改善することで認知症を最大で45％予防できると発表。今の早期発見方法は「アミロイドPET検査」。アメリカのFDA・食品医薬品局がアルツハイマー型認知症を診断する血液検査を承認した。