日本時間午前6時すぎ、カマラ・ハリス副大統領はデラウェア州にある選挙対策本部を訪問。バイデン大統領の選挙戦撤退表明から一夜明け、ハリス副大統領の選挙活動が本格的に始動した。大統領選まで3カ月半という時点でのバイデン大統領の突然の撤退表明。民主党の大統領候補は来月19日から始まる民主党大会で正式に指名。バイデン大統領が後継に推薦したのがハリス副大統領。今から4年前、黒人女性として、またアジア系として初めて米国の副大統領となったカマラ・ハリス。バイデン大統領の片腕として3年半の間副大統領を務めてきたが、実績が乏しいという意見もある。民主党内からもハリス副大統領を支持する声があがっている。ニューサムカリフォルニア州知事は「私たちの国をより健全な方向に導くために米国の副大統領であるハリスに勝る者はいない」と投稿している。民主党のオカシオ・コルテス下院議員は「11月の彼女の勝利を確実にするため私は全力で支持することを誓う」と投稿している。先ほど、民主党の重鎮・ペロシ元下院議長もハリス副大統領の支持を表明した。米国大統領選挙はこのままトランプ元大統領とハリス副大統領の戦いとなるのか。