- 出演者
- 南利幸 勝呂恭佑 赤木野々花
7月に入ってもぐずついた天気が予想される。傘について伝える。洋傘の年間消費量は1億2000~3000本。1本を長く大切に使うにはどうしたらいいのか。電車や駅での忘れ物の傘が売られている。50円から。忘れ物を買い取り、工房で修理する企業がある。骨と布をつなぐつゆ先という部分。つゆ先のストックがあり、それを利用して修繕する。JR西日本の駅には毎月5000本以上のビニール傘が廃棄される。ビニール傘はさまざまな素材が使われ機械で一度に解体分別することが困難。リサイクルのやっかいものだ。JR西日本グループなど4社で協力して、ビニール傘のリサイクルをはじめた。1本1本手作業で解体する。金属部分はリサイクル。シートの部分は粉砕し、ペレットにし、薄く伸ばしてシートに加工。また傘にする。傘ソムリエの土屋さん。お気に入りの1本に出会うことが大切にするポイントだとのこと。傘を使うまえに、ふってほぐす。勢いあまって骨を折ることを防ぐのだという。雨水の落とし方は、閉じたり開いたりしながら上下に動かす。使用後は風通しのいい日陰に干すのがいい。ホコリや油を落とすために38-40度のお湯を軽く表面にかけるといい。傘の撥水力が長持ちする。
現地時間22日、イランの主要な核施設をアメリカ軍が攻撃。アメリカがイラン本土を攻撃したのは始めて。トランプ大統領は「イランのすべての核施設はとてつもない損害を受けた」などとSNSに投稿し成果を誇示。イランを攻撃した理由について、アメリカは「国家固有の権利・集団的自衛権に基づくもので、イスラエル・中東地域などに対するイランの脅威を軽減するためだった」などと説明。ただ専門家の中からは、攻撃の法的根拠を疑う指摘も出ている。
NATO首脳会議が開かれ、加盟国は国防費などの割合をGDP5%に引き上げることで一致。特徴的だったのが、トランプ大統領への異例とも言える多くの配慮。国防費増額はトランプ大統領が求めていたもの。トランプ大統領が長時間の会合を嫌う傾向にあるため、首脳会議を短くしたという。
26日、国連憲章の調印から80年を迎えた。1945年に当時の連合国によって調印され、同年10月に国連が創設。2つの大戦の教訓を踏まえ、平和と安全維持といった国連の目的などを定めた。目的を果たすために特別な責任があるのが、安全保障理事会の常任理事国の5か国。しかし今憲章の意義が問われている。安保理でもアメリカとロシアが拒否権を行使し、ウクライナとパレスチナのガザ地区での戦闘を止められない状況が続いている。憲章に定められた武力行使や威嚇を慎むといった原則は蔑ろにされている。
パレスチナのガザ地区ではイスラエルの軍事作戦が続いていて、犠牲者は5万6千人を超えている。フォトジャーナリストのファトマ・ハソーナさんは、ガザ地区で生まれ育ち今年4月にイスラエル軍の攻撃によって亡くなった。その後ドキュメンタリー映画がカンヌ国際映画祭で上映され注目を集めた。ファトマ・ハソーナさんは、SNSなどを通じ自らが見たガザ地区の厳しい現状を世界に発信してきた。ドキュメンタリー映画を製作したイラン出身のセピデ・ファルシ監督。自らガザ地区で撮影出来ないため、映画は1年間にわたるオンラインでのやり取りや、ファトマさんが撮影した動画や写真などで構成。イスラエル軍とハマスによる戦闘が始まって以降、ファトマさんの周りでも命や日常が破壊され閉塞感が増して行ったことなどが綴られている。ファトマさんは人道状況の悪化についても語っていた。撮影した写真などからは、ファトマさんが子どもたちに心を寄せていたこともわかる。厳しい状況に置かれた子どもたちの表情を数多く捉え、将来を懸念していた。イスラエルによる攻撃で犠牲者は増え続けるガザ地区。ファトマさんは自分も死ぬかもしれないとわかっていたがガザ地区を離れることはなかった。完成した映画がカンヌ国際映画祭で上映されると決まったと聞いた翌日、ファトマさんはイスラエル軍による攻撃で命を落とした。それから1ヶ月後、映画を見た観客は立ち上がって大きな拍手を送り続けた。映画の終盤、「すべてを記録し続け子どもたちに私がどう生きていたか、どのような困難をくぐり抜けてきたか伝えなくては」などとファトマさんの子どもたちへの思いが溢れた言葉があった。映画は日本では秋以降に上映されるという。
東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原子力発電所を巡り、政府が27日に重大事故が発生した緊急時の対応策について了承した。これによって残る再稼働の要件は地元同意のみとなり、花角知事は29日~8月末にかけて行われる公聴会で県民の意見を聞いて再稼働の是非を判断するとしている。
経済情報を伝えた。
全国の気象情報を伝えた。
道路情報を伝えた。
関東甲信越の気象情報を伝えた。