読売新聞によると、今回の知事選の出口調査で投票時に最も参考にした情報として「新聞・テレビ」と答えた人が34%。「SNS・動画投稿サイト」と答えた人が26%。この26%の9割弱が斎藤氏に投票したという。舘野氏は「SNSが選挙結果に影響を与えることが示された年になったと思う」、高岡氏は「SNSでの発信だけではここまでのうねりは起きない。SNSはきっかけに過ぎず、最終的には兵庫の有権者の方が判断した。テレビは制約が多い以上隠しているなどと言われても仕方ないし、SNSが意見の代弁者として機能しているのも頷ける。これが今の時代のテレビの現状」、アンミカ氏は「騒動の中でも政策を訴え続けたのが有権者に響いたんだんと思う。その一方で百条委員会の調査や県議会とのコミュニケーションなど課題も多くある。斎藤さんには謙虚に取り組んで前に進めていってほしい」などと話した。選挙で敗れた稲村和美氏は「何を信じるかが大きなテーマになった。斎藤候補と争ったというより何と向かい合っているのかなという違和感があった」などと述べたという。