トランプ氏の関税引き上げについてトーク。山川龍雄は日本企業が警戒しているのは世界一律の関税だと話した。大統領選の期間中、トランプ氏は中国に60%の関税をかけ、他の国は一律に10~20%の関税をかけると言っていた。選挙に勝利し中国・メキシコ・カナダに対する言及はあったが、一律関税については明言していなかった。しかし、先日に一律関税を念頭に緊急事態宣言を検討しているという報道が流れた。また、メキシコ・カナダの一律25%を就任直後に実行するかどうか。日本の自動車メーカーはどこも生産拠点を両国に置いているため、打撃が大きいという。関税を段階的に引き上げるという案も検討されているが、トランプ氏は否定している。政権移行チームがトランプ氏を説得できるかは不透明。石破総理はBSテレ東の報道番組に出た時に「お互いがウィン-ウィンでなければいけないとトランプ氏も分かっているはず」と発言。しかし、山川龍雄はトランプ氏は分かっていないと思う。ウィン-ウィンの提案を考えるのはあくまでも日本側。トランプ氏が対日要求を固める前の段階で早く直接伝えることが大事だと話した。