トランプ大統領がダボス会議にオンラインで出席し、ガザ情勢について「停戦交渉は我々の協力なしには実現しなかっただろう」とした。ロシアのウクライナ侵攻については軍事侵攻を「大虐殺」と批判し、戦争終結の必要性を強調。そして「戦争を終わらせるためにプーチン氏と早く会いたい」と発言した。ただ来年までの停戦は可能か聞かれると「ロシアに聞いてほしい。ウクライナは取引する準備は出来ている」と停戦交渉はロシア次第との認識を示した。さらに中国についても言及し「戦争を止める手助けを期待。うまくいけば協力して戦争を止められる」としていて就任前の習近平国家主席との電話会談でも述べたという。非核化については「非核化が可能か見極めたい。十分可能だ」と話した。ワシントン・ポストは「トランプ氏の頭にあるのはノーベル平和賞。トランプ氏は既にノーベル平和賞ショッピングを始めて紛争や危機の商品棚をのぞいている」と報じた。