イスラム組織ハマスに連帯を示す中東イエメンの反政府勢力・フーシ派への軍事行動に乗り出したアメリカのトランプ大統領は15日“フーシ派への軍事行動に乗り出した”と明らかにしたのに対し、フーシ派は“紅海に展開するアメリカの空母をミサイルなどで報復攻撃した”とする声明を発表した。こうした中、トランプ大統領は17日、SNSで“今後、フーシ派によるすべての攻撃はイランの指導部などからのものと見なす。イランがすべての責任を負い、悲惨な報いを受けることになるだろう”として、後ろ盾となっているイランに強く警告した。トランプ大統領は“イランに対し、核開発をめぐる交渉を呼びかける書簡を送った”と明らかにしていて、交渉に応じるよう圧力をかける思惑もあるとみられる。