アメリカのトランプ大統領は19日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談し、前日行ったロシアのプーチン大統領との電話会談の内容について説明した。ゼレンスキー氏はロシアが受け入れたエネルギー施設への攻撃の停止に同意するとともに、全面的な停戦を求める意思を改めて表明した。会談でトランプ氏はアメリカがウクライナの原発を所有することがインフラを保護する最善策だと提案した。また、ゼレンスキー氏が地対空ミサイルシステム「パトリオット」の追加供与を要請したのに対し、トランプ氏は特にヨーロッパで利用可能なパトリオットがあるか確認すると応じた。ゼレンスキー氏は会談後、SNSでトランプ氏のリーダーシップのもと、今年中に恒久的な平和を実現できると信じていると期待を示した。