トランプ関税の私たちの暮らしへの影響についてのトーク。関税とは、輸入品にかける税金のこと。目的は自国の産業や農業を守るため。これまで100万円の車に2万5000円の関税がかかっていたのが、27万5000円となる。差額はアメリカの消費者が負担する。輸入した製品が値上がりし、輸入品が売れなくなればアメリカのメーカーが相対的に安くなって買われる。その結果アメリカの自動車メーカーなどがもうかることをトランプ大統領は狙っている。和牛や日本酒なども24%の関税が課される。関税による政府の財源を使って企業の法人税減税を延長するなどしようとしている。現在は円高になっているため、輸入品が値下がりする可能性もあるが、円高が続くかは不透明。給料については、日本企業の業績が下がり、賃上げが難しくなる可能性がある。株式は長い目で見ると再び回復する場合もあるという。中国が報復関税を本格的に始める見通し。他の国に広がれば、各国で値上がりする。日本は慎重な姿勢。