急遽決まったトランプ大統領との会談。日本政府関係者によるとトランプ大統領が赤沢大臣にいくつかの要求をつきつけたという。まず在日米軍の駐留経費負担について、日本側の負担が足りないという認識を示し、さらにアメリカ車の販売台数が少ないことやアメリカの貿易赤字についても対応を求めたという。その後行われた閣僚級会議のあと、赤沢大臣は記者団の質問に対して、安全保障については議題になったことを示唆した。赤沢大臣は今月中にあらためて協議を行うとしている。トランプ政権一期目にの交渉官を務めたデビット・ボーリング氏は「日本にとって好調な滑り出しを見せたといえる。トランプ大統領が日本を優先したことは日本とのディールを早くまとめたいという気持ちの現れであり日本にとっても有利に働く。日本がより多くのLNGを購入することでアメリカは対日貿易赤字を減らせ交渉の好材料となる」などとした。