今日は参議院選挙の投開票日。金曜日、スコット・ベッセント財務長官の姿が総理官邸にあった。「スコット」「ミエコ」と呼び合う仲だという早稲田大学の中林美恵子教授は来日直前にベッセント氏側とメールでやりとりをしたという。昨日には大阪・関西万博でアメリカの文化などを発信するナショナルデーの開催にあたり代表団のトップとして参加。赤沢大臣と昼食を共にしたものの、関税交渉については進展はなかったという。トランプ大統領は先週、日本に対し来月1日から25%の相互関税を課すと通告。中林教授はアメリカ体制を整えているため余裕があると話す。一方で、今回の来日にあたってはトランプ大統領が直々にベッセント氏を代表として指名したということだが、これについて中林教授は「結局のところ日本は大事な国だという表現の1つ。あまりにも日本を袖にすることは当然できない」などと指摘した。中林氏はベッセント氏の側近とメールのやりとりをしていたという。その内容を教えてくれた。