大阪取引所では来年8月ものの金の先物価格が昨日1グラムあたり1万6785円をつけ、取引時間中の最高値を更新した。また田中貴金属工業が昨日発表した金の小売価格も1グラムあたり1万8348円をつけ最高値を更新した。FRBが今月利下げに踏み切るという観測が強まっているためで、投資家の間で手持ちのドルを売って金を買う動きが広がっている。市場関係者は、トランプ大統領がFRBに圧力をかけていることもありアメリカの金融政策の不透明感から比較的安全な資産として金を買う動きが出ている。今後も金は高値で推移すると予想されると話している。