米中首脳会談の成果について。イラン情勢について、アメリカ側は「核兵器非保有・ホルムズ開放で一致」、中国側は「航路を早急に開放し安定した世界のサプライチェーンをともに維持すべき」と発表。貿易・経済について、米側は「米企業の中国市場へのアクセス拡大・中国から米国への投資拡大」、中国側は「これまでの貿易協議で進展」などとしている。佐橋さんは、中国が言えることは相当限度がありそれ以上のことは表ではでないが、きっとなにか突っ込んだ話をしてるに違いないという。経済については、米側にとって最大のお土産で、中国からアメリカに投資が来るという約束となったという。今回貿易委員会と投資委員会を作ることが発表されたことが示しているのは、身を取らせてあげるのが中国のやり方。これが中間選挙戦の構図を変えるものとは思わないが、トランプ氏を支持する企業などには大きな恩恵が芽生えてくるかもしれないという。アメリカは中国にイランへの働きかけを期待するだろうが、その見返りになにを提供するかについて、実際はかなりなく最大の問題だという。アメリカが中国に出せるムチは限られており、アメの部分もあまりなくお土産不足だが、中国はそれでも今回納得したのは今は接待の時期だからだという。関税カードがもう切れないこと以上に、レアアースで脅されて相手のムチも大きいという。中国側が出した「建設的戦略安定関係」の意図について、かつてあった新型大国関係に通じるものがあるという。同時に込められた意味は、これからの3年間安定させていこうという呼びかけ。逆に言うと、余計なことはしないでくれという呼びかけでもある。だが米側がこの言葉遣いにまで乗ってくるとは思わないという。
