トランプ次期大統領がロシアのプーチン大統領と電話会談、ロシア政府はこれを否定。米国の有力紙・ワシントンポストは10日、関係者の話として、トランプ次期大統領が7日に大統領選での勝利後、初めてプーチン大統領と電話会談したと報じた。トランプ氏はプーチン氏に対し、ウクライナ侵攻を激化させないよう忠告し、「ヨーロッパには多くの米軍が駐留している」と念押ししたという。また、ヨーロッパの平和について話し合い、トランプ氏はウクライナ戦争の早期解決について協議を続けていく意向を示したという。一方、タス通信などによると、ロシア大統領府のペスコフ報道官は11日、一部メディアが報じていた電話会談の事実について、両者の会話はなかったと否定し、「全くの作り話だ」と非難した。その上で、現時点でプーチン大統領がトランプ氏と接触する具体的な計画はないと述べた。