続いて松嶋さんが訪れたのは11区 。週末はマルシェなどで賑わい、それでいて今の感性を取り入れる地域だという。共同住宅の中庭にあるブティックは新たなスポットとして注目されているという。Antoinette Poissonでは一度廃れた印刷技法を復活させ製品に反映しているのだという。松嶋さんは18世紀のデザインをモチーフにした壁紙に興味を持った。アトリエの見学もさせてもらう。ドミノ印刷という技法を用いているという。松嶋さんは実際にこの印刷技法を体験することに。仕上げの色塗りは手作業、一枚として同じ作品はなく、これらを使ってオリジナルの小物をオーダーできるのだとか。松嶋さんはランプシェードにすると決めた。
続いて訪れたのは「AXS Design」。こちらはヴィンテージの生活用品を扱っている。お店ではお隣とキッチンを共有しているという。集合住宅の方々のティータイムに招かれた松嶋さん。パリは好きと聞かれ「大好き、初めて来たときは地図を持って10時間かけて歩いた」と話した。オーダーしたランプシェードも後に完成した。