海外で使われている薬が国内で使えるようになるまでに時間がかかるドラッグラグ。このドラッグラグいよって小児がん治療薬が成人より少ない現状を改善するため、専門の医師は日本でも速やかに使える仕組みを整える必要があると述べた。国立がん研究センター中央病院の小川千登世医師は、大阪・高槻で全国がん患者団体連合会が開催したシンポジウムで、がん細胞増殖に関わるタンパク質などを攻撃する分子標的薬の開発が進む一方で、国内では子どもの治療に使えないものがあるという現状を説明した。海外製薬企業に国内での治験実施を促したり、成人・小児同時に薬を使えるようにする仕組みを整備するべきだと述べた。小児脳腫瘍の会の馬上祐子代表は、親としては子どもたちに世界一の薬を使って治って欲しい、それが使えず本当に苦しくて苦しくてなんともし難い、今すぐにでも使えない薬を使えるようにして頂きたいと話していた。
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「ドラッグラグ」 のテレビ露出情報
他にもこんな番組で紹介されています…
- 2024年6月16日放送 5:00 - 5:20 テレビ朝日
- はい！テレビ朝日です（はい！テレビ朝日です）
- 番組レギュラー陣のテレビ朝日のアナウンサーの山口豊、テレビ朝日のアナウンサーの八木麻紗子がスタジオに登場した。今回のテーマは、「テレビ朝日LIVEシンポジウム「がんの正しい知識を知ろう！第3弾」」。「テレビ朝日LIVEシンポジウム」とは、テレビ朝日で開催されているシンポジウム。その模様は、「テレビ朝日LIVEシンポジウム」の公式サイトでライブ配信されている。[…続きを読む]
- 2023年11月8日放送 10:45 - 10:55 NHK総合
- みみより！くらし解説（みみより！くらし解説）
- 小児がん治療薬の課題や北海道などで始まった使える薬を増やす取り組みについて。小児がんは一般的に15歳未満のこどもにみられるがんで、年間約2500人が診断される。しかし国内で使える治療薬は海外より少ない。海外では使われている薬が国内では使えない状態をドラッグラグと呼ぶ。背景には小児がん患者は大人に比べて少なく、市場が小さいことがあげられる。製薬企業にとっては開[…続きを読む]
- 2023年10月25日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
- NHKニュース おはよう日本（ニュース）
- 男児は生後半年でラブドイド腫瘍と診断された。父親は専門医に相談したり海外の文献を調べた結果アメリカの新薬にたどりついた。しかし、国内では新薬が使えない。男児は再発後半年で亡くなった。小児がんを対象とした臨床試験数はアメリカの332に対し日本は47。理由として患者数が大人より少なく開発コストがかかるから。そのため成人用に比べ治療薬開発が進まない。また、治験でき[…続きを読む]
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