この資源循環コンサルの礎を築いたのは1937年に創業し産業廃棄物の処理に携わるナカダイである。2000年ごろから廃棄物から素材を生産する“素材の生産工場化”を進めてきたという。現在は毎日の廃棄物約60トンのうち99%をリサイクルしているという。ポイントとなるのが「徹底した分別」で、アルミ製品をアルミとして資源循環させるにはスチールなど他の金属を混ぜないようにするのが重要だという。例えば業務用の室外機は手作業で解体され、約10種類に分類された。さらに素材として再利用できないものを固形燃料として使用するなど全てリサイクルされている。
住所: 群馬県前橋市駒形町1326