イギリスではタバコをやめることを補助する新しい薬が国の保険制度で処方される見通し。錠剤の飲み薬で数ヶ月毎日服用することでニコチンへの欲求を抑え禁煙に伴う禁断症状を和らげる効果があるという。喫煙者の数はここ数十年で劇的に減っているが、禁煙は多くの人にとって大変である。保健当局によると去年、イングランドだけで40万件の入院が喫煙と関連するとみられている。NHSは関連の治療に年間で5000億円近くを使っている。専門家は喫煙欲求を抑えたり、禁断症状をブロックできる治療のオプションができることは朗報だという。処方薬で、かかりつけ医や禁煙支援サービスを通じてしか入手できないが、数万人の禁煙の助けになるとされている。