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「ニジェール(西アフリカ)」 のテレビ露出情報

ニューヨークで開かれている国連総会。ウクライナ情勢をめぐる各国の立場の違いから、国際社会の分断が進んでいる。出石さんは「ロシアを非難する国が多い中、ここに来て各国に微妙な変化が生じている」と指摘。1年前の調査に比べるとロシアを非難している国は減少しており、中立・ロシア寄りの国は増えている。人口で比較するとロシア非難側は4割弱となる。また侵攻前後のロシアへの好感度は日本やアメリカなどが下がっているのに対し、南アジアや中国などは上がっている。この傾向は中国への好感度にもみられた。出石さんは「民主主義や人権といった欧米の価値観を、一方的に押し付けられている。そういう意識が強い国々は、ウクライナ侵攻がロシアへの好感度悪化に結びつかない。むしろ積極的に軍事支援やインフラ投資をしてる中国やロシアに対する好感度がアップしていると思う」と解説した。
BRICSなど新興国が台頭してきたのに対し、G7などの先進国の影響力が下がっていることは事実だと出石さんは言う。そのため新興国では西側ではない”新たな国際秩序をつくるべき”、といった声が高まってきている。中国の習近平国家主席は”人類運命共同体”という構想を打ち出している。来月には国際フォーラムを開催する予定であり、プーチン大統領も参加する見通しである。西側の先進国と中国・ロシアが、グローバルサウスの国々も巻き込んで激しく勢力争いを繰り広げているのが現状である。分断を避けるために出石さんは「かつての東西冷戦のようなことを繰り返さないことが大事」と話した。また多様な価値観を認めることも大切だと指摘した。

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