「ニジマス塩焼き」を頭から食べた中室さんは「骨はないですね。まったく感じない。ししゃもより感じない。これだったら子どもさんも大丈夫だし、介護施設でも全然いける。」などとコメントした。リンを取り除いたエサを使うことで脂ののりも良くなるんだそう。現在は一般販売に向けて協力企業を募集して調整を進めているそう。また、商品化にあたり名前も募集している。教授が考えている名前は食べると骨がないように感じるが実際は骨のあるという意味で「ほねありさかな」だそう。杉浦教授は今後の研究について「今は淡水魚でしか成功していないが、海水魚にも広げていきたい。さんまを恵方巻きみたいに丸ごとかぶりつくように食べられるようにしたい。」と話している。たださんまはそもそも養殖技術が確立されていないため「骨を柔らかくする前に養殖技術開発からのスタート。道のりは長そうだ。」としている。